リハビリテーション科
リハビリテーション科

運動器のリハビリテーションの最大の目的は首、肩、膝、腰、ほかの関節の動きの改善と疼痛の改善・予防です。
加齢や外傷、慢性的な痛みなどで低下した筋力・関節の動き・姿勢バランスなどを、専門的な運動療法や物理療法を通して改善を目指します。筋力強化や柔軟性の向上は、痛みの軽減や日常生活動作のスムーズさにつながるとされ、多くの研究でその効果が報告されています。また、転倒予防や将来的な機能低下を防ぐためには、症状が軽い段階から適切なリハビリを行うことが大切といわれています。当院では、一人ひとりの状態に合わせたリハビリプランをご提案し、無理なく継続しやすいサポートを心がけています。
また、骨折、骨粗鬆症、関節リウマチ、スポーツ障害などで運動器の機能低下が認められる場合にも行われます。低下した筋力・関節の改善を図ることで、歩行、立ち上がり、階段などのADL(日常生活動作)を回復します。また、社会活動に復帰できるように障害された機能を回復します。より高度な能力が求められるスポーツ活動への復帰なども目指して行われることもあります。
心臓リハビリテーション(心臓リハビリ)の目的は心臓や血管に疾患を抱えた方が、快適な家庭生活や社会生活にスムーズに復帰していただくための総合的プログラムです。体力や自信の回復、再発の防止をめざして、それぞれの状況に応じた運動療法とともに、禁煙を含む食生活の改善を図り、病気に対する正しい知識を身につけていただきます。
対象となる疾患は心不全、心筋梗塞、狭心症、動脈瘤、心臓手術後、下肢閉塞性動脈硬化症などほとんどすべての心臓・血管の病気が対象となります。
また、心臓や血管の疾患を抱えている患者様、入院後の患者様の中には「どのくらい活動しても大丈夫なのか?」といった疑問や、動くことへの不安を持つ方もいらっしゃいます。このような場面で役立つのが心臓リハビリです。
運動療法は、循環器疾患を有する患者様の活動量を上げ、生活の質を改善するだけでなく、疾患自体の長期的な治療成績の向上も期待できます。さらに高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満などが原因となる動脈硬化性疾患の予防にも大きな意味があります。
運動療法自体に関心のある方も、お気軽にお問い合わせください。
当院では心臓リハビリの専門資格である『心臓リハビリテーション指導士』、心不全の高い専門知識を有する『心不全療養指導士』が在籍しており、患者様一人ひとりの状態に応じて効果的なリハビリプログラムを提案し、多方面からサポートいたします。
身体活動は虚血性心臓病の発生、およびその死亡率を減らすことが多くの研究で報告されています。ウォーキングやエアロバイク(自転車漕ぎ)、筋トレ、エアロビクスなど心臓に負担がかかり過ぎない運動療法を実施します。
心臓リハビリの効果を高める食事について栄養相談を行います。栄養状態を良くすることで、リハビリの効果が最大限に得られるといわれています。どのような食品をどれだけ食べれば良いか、患者様一人ひとりの状態に合わせたアドバイスを行います。
心臓リハビリを行っている方の中には、息苦しさ、動悸、胸痛などの辛い症状が、いつまた起こるかわからない、といった不安を強く抱かれ、外出を控えたりして日常生活を制限される方もおられます。また、退院後の生活に戸惑いを感じる方もおられます。カウンセリングでは、そのような生活の中での不安や悩みをお聞きし、一緒に解決策を考え、前向きな気持ちで日常生活が送れるようにサポートします。
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